腸内細菌の研究は日進月歩。私は研究者でも学者でもないので、知らないことの方が多いですが、それでも学べば学ぶほど「バランスって大事」ということを、思い知らされます。
善玉菌だとか、ビフィズス菌だとかを増やそう!増やそう!と、様々な健康補助食品が出ていますが、実際はそんな単純な話ではありません。
例えば、、、
・Aという良い腸内細菌を増やしたいから○○(食材)を摂る
・○○を摂ると、増やしたくない腸内細菌まで増えてしまう
・Aを増やすためには、○○はやめて、△△を摂ることにしよう
だとか、
・Aという良い腸内細菌を増やしたい!
・それより、栄養を吸収する腸内細菌がとても少ない!
・これでは何を一生懸命食べても身につかない…
・まずは栄養を吸収する腸内細菌を増やす食材を選ぼう
といったことを、私は目の当たりにしているんですね。
(腸内細菌を調べ、そのデータを読み解く仕事も行っています)
どんな細菌がどれくらいの割合でいるのかを、全体を見て判断しなければいけません。
このようなことを考えていると、私たち人間社会でも、同じようなことが言えるなと改めて気づかされます。