これは身近な人やお客様を見ていてのことであって、データ云々ではないのですが、60代以降は、筋力・体力低下に気づきにくいのではないかと感じています。
学生から社会人になったときは、たまに感じることがあると思います。学生の時は体育の授業に加え、運動の部活までこなせて、つい最近まで「身体が軽い・重い」ということ自体、考えたことがなかったと思うんですね。
それが職場の階段もツラいとか、エスカレーターやエレベーター、車に慣れきってしまい、ふとしたときに「あー10代とはもう違うなぁ」ということは、男女ともにあると思います。
それがなぜ、60代で筋力・体力低下に気づきにくい(と私が見ていて思う)のかというと・・・
「学生→社会人」という生活環境の変化に比べて、それ以降は特段、大きな変化がないからです。
家事や育児で体力は使いますが、それは生活の一部として当たり前に出来てくるので、まさか自分の体が老化に向かって進んでいることなど想像もできないのではないのでしょうか。
せめて60代のうちに健康管理を改めて意識しないと、70代になってから急に新しいことを始めるのは、気力的にも体力的にもハードルが高くなってしまいます。
60代のうちに気を付けたいポイントを3つお伝えしますね。習慣を変えるには早い方がいいですから、40代50代の方にもオススメです。